こんにちは!
日に日に暖かくなり、ワンちゃんやネコちゃんにとって日向ぼっこが気持ちいい季節になってきましたね!
今日はワンちゃんのフィラリア検査についてお話します!
今年もフィラリア予防薬は6月1日から12月1日まで毎月1回投与していただきます。
その前に、毎年この時期ワンちゃんには、フィラリア検査をするために来院していただいていますよね。
「毎年きちんと薬を投与して予防しているのに、どうして検査が必要なの・・・?」と、
疑問に思っている方、いらっしゃるのではないでしょうか?
なぜフィラリア検査をするのかというと・・・
もしかしたら・・・・・
・去年投与し忘れた月がある
『去年のお薬がなぜか1つ残っている・・・蚊がいなくなり始めた10月投与し忘れた!今年はフィラリア検査行かずに残っているものを投薬しちゃおう!』 ←お薬の有効期限が切れているかもしれないし、検査もしていないので、これはダメですね!!
・投与時、体調不良(下痢・嘔吐など)でうまく吸収できていなかった
『きちんと投与したけどその後下痢をしてたなぁ。』 ←お薬が吸収できていなかったかも・・・。
・飼い主さんの見ていないところで薬を吐き出していた
『あれ?錠剤のような物がソファーに落ちている。』 ←お薬をごはんやおやつに混ぜても、お薬だけポロッと別の場所で上手に吐き出してしまっているワンちゃんも・・・。
などなど、投薬したはずなのに予防できていなかった可能性もあります。
フィラリアの予防薬はとても安全なお薬ですが、フィラリアに感染してしまったコに
フィラリア予防薬を投与すると、思わぬ副作用が出ることがあります!!
ですから、フィラリア検査が必要なのですね!!
当院では、フィラリア検査をして血液が余った場合、血液の濃度と総タンパクもサービスで測定しています。(フィラリア検査分しか血液が取れなかった場合は検査出来ないのでごめんなさい・・・。)
この数値は個体差があるので、毎年測らせてもらうことで体調不良時との比較ができる為行っています☆
フィラリア予防薬は錠剤・おやつタイプ・液体タイプがあります。
今年はお薬を変えてみたいと思われる方はご相談くださいね!
今年もフィラリアに感染していないか確認してから、毎月1回、しっかりフィラリア予防をしてあげましょう!!