TEL.082-822-5777
〒736-0065 広島県安芸郡海田町南昭和町1-29
去勢手術
メリット
☆ 前立腺の病気、精巣・肛門周囲の腫瘍、会陰ヘルニアの予防になる。
7歳頃からこれらの病気にかかりやすくなります。
☆ 尿のマーキングが減る。
猫では80~90%の割合で効果があるといわれています。
☆ 攻撃性の低下、興奮しにくくなり、しつけし易くなることが期待できる。
全く変わらない場合もあります。
☆ 発情時のストレスが減る。
オスには決まった発情期はなく、近くに発情したメスがいれば常に発情します。
☆ 外に出ることのある猫の場合、縄張り争い・発情中のメスをめぐるケンカが減り、猫エイズ・猫白血病ウイルス感染症の
リスクが減る。
☆ 猫は発情中のメスを求めて外に出ることがなくなり、縄張りを広げようとしなくなることから室内飼いしやすくなる。
デメリット
☆太りやすくなる。
発情によるストレスから解放されること・代謝の変化などにより多くの場合太ります。
食事量を減らし、適度な運動を続けることでコントロールしてあげることが出来ます。
避妊手術
メリット
☆子宮・卵巣の病気(子宮蓄膿症など)にならなくなる。
☆早期手術により乳腺腫瘍の発生率が低くなる。
☆犬では発情時の出血、オス犬が集まってくるなどのストレスがなくなる。
☆猫では発情期の求愛の鳴声がなくなり、オスを求め外に出たい欲求がなくなる。
デメリット
☆太りやすくなる。
発情によるストレスから解放されること・代謝の変化などにより多くの場合太ります。
食事量を減らし、適度な運動を続けることでコントロールしてあげることが出来ます。
避妊手術の時期による乳腺腫瘍の発生リスク低下率 | |||||
犬 | 1回目の発情前 | 99.95% | 猫 | 6ヶ月齢まで | 91% |
1回目の発情後 | 92% | 1歳まで | 86% | ||
2回目の発情後 | 74% | 2歳まで | 11% | ||
2歳半以降 | 効果なし | 2歳以降 | 効果なし |
術前の血液検査について
手術は全身麻酔で行うため、安全に手術できるか検査が必要です。
問診、聴診、視診、触診、血液検査で異常がないか検査します。
健康な場合は予備能力があり麻酔により一時的に呼吸・循環機能が低下しても、麻酔から覚めてしまえば
全く問題は起こりません。
しかし元気そうにみえても何らかの病気を持っている動物も存在し、全身麻酔・手術をすることで
その病気を引き出す可能性もあります。
去勢・避妊手術は基本的に健康な動物に行う手術です。手術によって体調を崩すことのないよう異常がないか確認し、
他の病気が見つかればその病気を治してから手術を行う必要があります。術前検査は手術の4日前からすることができます。
痛み止めについて
当院では、術前(痛みが出る前)に痛み止めの注射をうつことで、術後痛くなる前に痛みを抑える先制鎮痛法を採用しています。
痛みの感じ方は個体差がありますが、麻酔から覚めて少しでも痛くないようにしてあげたいと考えています。
手術の流れ
・去勢・避妊手術したワンちゃんネコちゃんは、基本的に手術当日お返しします。
・生後6ヶ月を過ぎれば手術することが出来ます。
・術後約3週間はお風呂に入れませんので、トリミングしているワンちゃん・ネコちゃんは、
手術前日までにトリミングされることをお薦めします。
・ワンちゃんの避妊手術の注意点
発情中はホルモンの影響により血が止まりにくくなっている為、手術はできません。
発情が治まってからご予約をおとりください。
1.ご予約
お電話または受付で手術の予約をおとりください。
2.手術当日
※手術当日の飲食についての注意事項はご予約時にお伝えします。
午前9:00~11:00の間で来院していただき、状態の確認・術前の血液検査をします。検査等問題なければお預かりします。(当日までに術前検査はが済んでいる場合は当日検査はありません。)
昼 手術を行います。
午後16:00~19:30(土曜日は18:00)の間にお迎えに来ていただきます。
3.抜糸
術後10~14日で抜糸をしますので来院してください。
抜糸は予約不要で、処置時間は約2・3分で終わります。
※ネコちゃんの去勢手術だけは、自然に溶ける糸で皮膚を縫合しますので抜糸はありません。
去勢・避妊手術は望まない仔犬・子猫を増やさないだけでなく、病気の予防やしつけの面でもプラスとなります。 子供を生ませる予定がないのでしたら手術をしてあげることをお薦めします。 |
手術・麻酔について少しでもご不明なこと、ご心配なことがございましたらお気軽にお問い合わせください。