ワンちゃんの予防
☆狂犬病予防注射 (年1回注射)
法律で義務付けられている注射です。
生後3ヶ月以上のすべての飼い犬は市町村へ登録し、年1回接種しなければなりません。
毎年春(4月頃~6月末)に
動物病院または
市町村の開催する集合注射で接種できます。
※市町村から届いたハガキまたは封書を持参してください。
(市町村へ登録すると狂犬病接種時期にハガキまたは封書が市町村から届きます。)
登録をまだしていないのでハガキが来ない、または紛失された場合はハガキや封書がなくても接種できます。
※お住まいが、
広島市・海田町・熊野町・坂町・府中町でしたら、当院で注射を打たれた後、鑑札・門票・済票等を
お渡しすることができ、登録などの手続きも当院で行えます。
その他の地域にお住まいの方は、注射後証明書をお渡しいたしますので、お手数ですがご自身でお住まいの地域役場で
手続きを行ってください。
(例)
鑑札 門票 済票 証明書
☆混合ワクチン (基本的に年1回注射)
かかると死亡率の高い伝染病など予防します。
命の危険が高い・後遺症が残る・人にも移るものもあります。出来るだけ接種してあげることをお薦めします。
☆フィラリア症予防 (6~12月毎月投与)
フィラリア症はフィラリアをもった蚊に刺されることによってフィラリアが犬の体内に入り心臓や肺に寄生し、
除々に血液の循環を悪くし臓器に障害を起こします。最終的に苦しみながら死んでしまう怖い病気です。
犬以外にも人を含め40数種類の動物に感染します。
※フィラリア予防薬は蚊の吸血によって犬の体内に入ったフィラリアの幼虫を、投薬前の1ヶ月分をまとめて駆除し
フィラリアが寄生しないようにするお薬です。成虫になったフィラリアを駆除するお薬ではありません。
※フィラリア予防シーズン前には、フィラリアが体に入っていないか確認するため毎年採血して検査します。
投薬したつもりでも、後で薬を吐き出していた・体調が悪くうまく薬の成分を吸収出来なかった…など起こり得ます。
もし罹っているにもかかわらず検査をせずに予防薬を投与した場合大きな副作用が出ることもあります。
<フィラリア予防薬の種類>
・錠剤タイプ…飼い主さんやワンちゃんが投薬に慣れる!
・おやつタイプ…おいしく予防!お腹の虫も駆虫できる!ノミ・マダニ予防も出来るものもあります。
・スポットタイプ…首の後ろにつける液体の薬!フィラリア予防+ノミ予防できる!経口剤を飲ませられないワンちゃんに!
☆ノミ・マダニ予防 (推奨 毎月1回1年中投与)
ノミやマダニが寄生すると痒み・皮膚炎、吸血による貧血などを起こします。犬や人の生命にも危険を及ぼす感染症も
媒介します。月1回予防薬をつけていれば寄生されることはありません。
もしお薬を付け忘れて、ノミやマダニが寄生していた場合は、予防薬をつけてあげれば駆除できます。
一般に市販されているものは動物病院で扱っているものと成分が違い完全に
駆除できませんし、安全性が高いものばかりではないので注意しましょう。
※ノミを見つけてもつぶさない!
ノミの中に人にも移る寄生虫がいることがあるので、つぶすと飛び散ってしまう可能性があります。
ノミは粘着テープなどで取りましょう。
※マダニが皮膚に食いついていても無理矢理とらない!
食いついたまま取ろうとするとマダニの顎だけが犬の皮膚に残ってしまうことがあります。
それが原因で炎症を起こし外科手術でマダニの顎を取り除くこともあります。
<予防薬(駆虫薬)の種類>
・スポットタイプ…首の後ろにつける液体のお薬!
①ノミ・マダニ両方を予防できるタイプ
②ノミ・フィラリアが予防できるタイプ
・おやつタイプ…①ノミ・マダニが予防できる
②ノミ・マダニ・フィラリアが予防できる
ネコちゃんの予防
☆混合ワクチン (基本的に年1回)
風邪に似た病気や、死亡率の高い伝染病など予防します。
☆フィラリア症予防 (6~12月毎月投与)
フィラリア症はフィラリアをもった蚊に刺されることによってフィラリアが体内に入り、猫では呼吸困難や突然死することもある
怖い病気です。犬以外にも人を含め40数種類の動物に感染します。別名「犬糸状虫症」なので犬に多く感染しますが
猫にも約10頭に1頭の確率で感染する可能性があるといわれています。
※フィラリア予防薬は蚊の吸血によって犬の体内に入ったフィラリアの幼虫を、投薬前の1ヶ月分をまとめて駆除しフィラリアが 寄生しないようにするお薬です。成虫になったフィラリアを駆除するお薬ではありません。
<フィラリア予防薬の種類>
・スポットタイプ…首の後ろにつける液体の薬!フィラリア予防+ノミ予防+お腹の虫も駆虫できる!
☆ノミ・マダニ予防 (推奨 毎月1回1年中投与)
ノミやマダニが寄生すると痒み・皮膚炎、吸血による貧血などを起こします。猫や人の生命にも危険を及ぼす感染症も
媒介します。月一回予防薬を付けていれば寄生されることはありません。
もしお薬を付け忘れていて寄生していた場合は、予防薬を付けてあげれば駆除できます。
一般に市販されているものは動物病院で扱っているものと成分が違い完全に駆除できませんし、
安全性が高いものばかりではないので注意しましょう。
※ノミを見つけてもつぶさない!
ノミの中に人にも移る寄生虫がいることがあるので、つぶすと飛び散ってしまう可能性があります。
粘着テープなどで取りましょう。
※マダニが皮膚に食いついていても無理矢理とらない!
食いついたまま取ろうとするとマダニの顎だけが猫の皮膚に残ってしまうことがあります。
それが原因で炎症を起こし外科手術でマダニの顎を取り除くこともあります。
<予防(駆虫)薬の種類>
・スポットタイプ…首の後ろにつける液体のお薬!
①ノミ・マダニ両方を駆虫できるタイプ
②ノミ・フィラリア・お腹の虫を駆虫できるタイプ
ご不明な点、薬の種類を変えたいなどご希望がございましたら、お気軽にご相談ください。